電子書籍の利用
電子書籍の利用
この仕事をしていると本が溜まります。
それはしかたがないんですね。
我々の仕事は、ものを売る仕事ではないので商品の「仕入れ」というものはありませんが、知識や情報の「仕入れ」は必要です。
知識・情報の仕入れは、ネットやセミナーなどもありますが、やはり本は欠かせません。
しかし、買った本をすべて読むかといえば、それは一部にすぎません。
何かを調べる必要が生じたときに、いわば「辞書的」に使う目的で買う本も多いのです。
そういう本は最初はパラパラと目次に目を通して、要所要所だけ目を通して、じっくり読むのは必要が生じたときです。
結果、ほとんど読まない本も多く、そういう本も場所を取ります。
それで、一昨年の暮れごろKindleを購入し、書籍の電子化を進めています。
社労士業務に必要な電子書籍は、楽しむために読む本ではなく、必要に応じて必要な部分だけ読むので、目次機能が充実している必要があります。
目次で探して、そこをクリックすれば、その場所に飛べるようなものでなければなりません。
1番最初に購入した電子書籍は、目次はあるものの、目次から直接その場所に飛べる機能がありませんでした。
業務用書籍の電子化も、内容はもちろん、機能重視で書籍を選ばなくてはならないということです。
それでいろいろ探して、良い本にたどり着きました。
それは、社労士受験テキストの電子版でした。
受験テキストといっても、かなり詳しく、10科目が上下巻に分かれているというボリュームで、実務でも十分使えるものです。
ただ、全巻揃えると値段が張りますね。
で、全巻ではなく、主要は科目(法律)を選んで購入しました。
また、受験テキストですから、毎年最新の法改正内容を反映して改定されます。
全巻毎年買い替えは無理ですが、大きな改正があった法律については、買い替えようと思っています。
使い方は、今のところ、バックに入れて持ち歩き、顧客先で調べなければ答えられないような質問をされたときに調べる、社労士会の「社労士110番」という電話相談の担当日に持ち込む等の使い方をしています。
ただ、今のところ紙の本の方が使い勝手は良いですね。
もう少し慣れれば、自分の書庫を持ち歩きしているようなものになり、かつ事務所の場所の節約になるのですが。
2015.10.23