私の得意分野
私の得意分野
社会保険労務士の専門分野はかなり広範囲です。一口に労働法といっても法律は膨大な数があります。したがって、社会保険労務士といっても個人ごとに得意分野、不得意分野があるのが普通でしょう。
私の場合は、年金と主要な労働法が得意分野といって良いかなと思っています。「主要な労働法」と限定したのは、労働法でもあまり詳しくない分野があるからです。例えば、安全衛生法の内の危険物質や機械等の規制についてはあまり詳しくありません。
私の言う「主要な労働法」とは、労働基準法、育児・介護休業法、高年齢者雇用安定法等、労働者派遣法等々が含まれるわけですが、結局のところは実務で比較的頻繁に関わる法律です。
その他、得意分野ではなくても実務で必要となる場合には、それを調べて顧客に応じるだけの行動力や情報収集力は持ち合わせているつもりです。
年金は、一見、個人の問題であって、会社の労務とは関係ないように思われる人も多いと思います。
しかし、近年、日本の高齢化に伴い、また、法令により企業に65歳までの雇用が義務化されたこともあり、多くの会社では年金受給者を雇用していることが多くなっています。そうなると、会社の労務管理にも年金知識が必要となってきます。
例えば、年金受給者が会社員である場合に適用される「在職老齢年金」の知識は、賃金とも関わってくるので、高齢者の雇用には欠かせない知識です。その他には、社長や社員の年金相談もあります。
私は、何冊かの本を出版していますが、いずれの年金がらみのテーマの本です。
2014.12
